鼻整形後の腫れが引かないことが不安、というお悩みを持つ方は少なくありません。
また、鼻整形をしたいけれど、腫れる期間や程度が分からず不安な方もいるでしょう。
この記事では、鼻整形後の顔の腫れについて詳しく説明します。
顔が腫れる期間やダウンタイムの症状、早く治す方法についても紹介していますので、鼻整形後の腫れにお悩みの方は、ぜひご覧ください。
鼻整形後に顔は腫れる?
「鼻整形後は顔がパンパンに腫れる?周りにバレてしまうのでは?」という不安がある方もいるかもしれません。
メスを使って切開を伴う施術後に痛みや腫れが出ることは自然なことです。
鼻整形が完成する目安は6か月ですが、その間、ずっと腫れているわけではありません。
一般的に、鼻整形後の腫れは施術後すぐ〜3日目頃までは大きく現れますが、2週間ほどでほとんどの方が鼻整形したと分からなくなる場合が多いです。
フルの鼻整形を行ったとしても、固定用のギブスは施術後1週間程度で外れるため、マスクなどで隠すことが可能です。
鼻整形のダウンタイムについて
鼻整形後のダウンタイムは、施術によってさまざまです。
注射などの切らない施術の場合は1日で終わる場合もありますが、切開などを伴う施術の場合は個人差があり、数週間~1ヶ月程度かかるケースもあります。
ここでは、鼻整形のダウンタイムの期間や期間別の症状について紹介します。
期間
切開を伴う鼻整形のダウンタイムには施術の方法や体質などで個人差はありますが、おおよそ2週間程度です。
- 出血……施術後すぐ~2日
- 腫れ……施術後すぐ~2週間
- むくみ…施術後すぐ~2週間
- 赤み……施術後すぐ~2週間
出血は1、2日で引きますが、大きな腫れやむくみ、内出血が引いてくるまでは2週間程度かかります。
その後も細かな腫れや違和感は残りますが、マスクをすれば周りからは分からない程度に回復することがほとんどです。
施術後1ヶ月を経過すると、細かな腫れやむくみもとれてきますが、違和感は残る場合があり、鼻整形が完成するのには6ヶ月ほどかかるでしょう。
また、鼻整形の施術の種類によりますが、施術後4〜7日ほどは固定が必要です。
鼻整形後1週間以上は腫れや赤み、内出血が目立つこともあるため、心配な方は1〜2週間ほどお休みを取っておくといいでしょう。
「長期休暇をとることが難しい」「どのくらい休んだらいいか分からない」という場合は、カウンセリング時に医師に相談すれば、施術内容に合わせたアドバイスがもらえます。
期間別の症状
鼻整形のダウンタイムの症状は、出血、痛み、赤み、腫れ、むくみが主に現れます。
ここでは、どのような症状が現れ、引いていくかを期間別に紹介します。
施術後すぐ~3日後
施術後すぐは麻酔が効いているため、感覚が鈍くなっていますが、麻酔が切れるとズキズキとした痛みを感じます。
痛みを感じた場合には、我慢せずに処方された鎮痛剤を服用しましょう。
術後3〜4日目は腫れのピークとなり、むくみも強く出ますが、通常の経過のため心配しすぎることはありません。
この時期の腫れは、鼻だけでなく目の周りや頬まで広がる場合もあり、顔全体がむくんだように見えます。
腫れの度合いには個人差があり、皮膚の薄い方や敏感な方は腫れが特に強く出やすい傾向があるようです。
また、この時期はメスで切開をした後のため、鼻血のような出血があります。
出血があった際にティッシュを鼻に入れると、傷口を刺激し感染の原因にもなるため、鼻腔から垂れてきた血液を拭く程度にとどめてください。
施術後1週間
大きな腫れがピークを超えて、徐々に引き始める時期です。
赤み、むくみ、内出血も引き始めますが、残るケースもあり、個人差が出ます。
痛みがある場合には、処方された鎮痛剤を服用し、感染防止のための抗菌薬は必ず毎日服用しましょう。
一般的に、施術してから7日後に鼻を固定していたギブスを外し、抜糸を行います。
施術後2週間
大きな腫れや赤み、内出血が引いてくる時期です。
施術内容や体質、ダウンタイムの過ごし方にもよりますが、2週間も経過すると大体の方が鼻整形を受けたことが分からなくなることが多いです。
目の周囲の腫れや内出血も引く場合が多く、残っている場合でもマスクをしていれば外見上は分かりにくくなります。
施術後1ヶ月
細かな腫れやむくみが引いてくる時期ですが、違和感が取り切れるまでにはまだ時間がかかります。
ふとした時の痛みや違和感を感じることがありますが、術後の自然な経過であることがほとんどです。
痛みや違和感について不安な場合には、クリニックに相談しましょう。
施術後6ヶ月
鼻整形が完成するまでの目安は約6ヶ月です。
この時期にはむくみや違和感もなくなり、鼻の組織も回復しているでしょう。
鼻整形後の腫れを早く治す方法
鼻整形後に腫れてしまうことは自然の経過ですが、外見にも大きな変化があるため早く治したいものです。
ここでは、鼻整形後の腫れを早く治すための方法を紹介します。
患部を冷やす
鼻整形の術後すぐから3日程度は、強い腫れやむくみがピークを迎えますので、目を覆うように冷やすことをおすすめします。
冷やし過ぎは凍傷の原因となるため、適度な冷却にとどめましょう。
また、ピークを過ぎても冷やし続けると逆に腫れの原因となるため、施術後から3日程度を過ぎたら冷やすのを控えてください。
寝る時は頭を高く仰向けで
鼻整形後は、腫れや頬や目の周りのむくみが出やすくなります。
腫れやむくみを軽減するために、寝る時は仰向けで頭を高くして寝ましょう。
頭を高くし仰向けになることで、鼻に圧力をかけず、顔への血流が過剰に集中するのを避け、腫れやむくみの悪化を防ぐことができるためです。
特に術後1週間ほどは、枕を重ねて頭を高くした状態で寝ると、寝ている間に重力によって自然とむくみが軽減される場合があります。
禁煙をする
タバコに含まれるニコチンには、血管収縮作用があります。
血流が妨げられることで傷の治りが遅くなり、腫れが長引く可能性が高まるだけでなく、感染症のリスクも高まることがあります。
さらに、ニコチンが身体の酸素供給を不足させることで、組織の再生を妨げ、理想の仕上がりにならない場合があります。
トラブルを防ぐためにも、施術後1ヶ月は禁煙しましょう。
アイコスなどの電子タバコにもニコチンは含まれています。電子タバコだから大丈夫というわけではないので、禁煙を守ることが大切です。
血行を促進する行動を避ける
血行が過剰に促進されると、顔の血流が増えることで腫れやむくみが強まります。
ダウンタイムの症状を軽減するためにも、血行を促進する行動は術後2週間~1ヶ月ほどは避けることをおすすめします。
長時間の入浴、サウナ、激しい運動は全身の血流が増え、転倒などのおそれもあるため控えましょう。
ダウンタイム中はシャワーで済ませ、患部にお湯を長く当て続けないようにしてください。
また、飲酒も血行を活発にするため、最低でも2週間は控えることをおすすめします。
お酒を飲むと血管が拡張され、むくみや腫れが悪化する可能性があります。
施術後2週間以降は軽い運動をするなどで血行不良を軽減すると腫れが引きやすくなりますが、無理はせず、ウォーキング程度にしましょう。
激しい運動は、施術後1ヶ月程度は避けてください。
リラックスして過ごす
鼻整形後は、免疫力を上げ、傷の回復を早めるためにも、リラックスして過ごしましょう。
ストレスがあると自律神経のバランスが崩れ、免疫力が低下してしまいます。
ゆったりと過ごし、十分な睡眠と規則正しい生活を送ることが、腫れを早く治すことにつながります。
鼻整形後の回復力を高める栄養素を摂る
栄養バランスの取れた食事は、術後の回復をサポートする大きな要素です。
それに加え、鼻整形後の回復を高める食品である、タンパク質、ビタミンA、亜鉛を普段より積極的に摂るようにしましょう。
タンパク質は、肉や魚、豆腐などに含まれ、傷跡の修復に必要なアミノ酸をつくります。
ビタミンAは肌の再生を助ける栄養素で、果物や野菜、レバーに豊富に含まれています。
亜鉛も傷跡の治癒を助ける働きがあります。レバーなどの肉や魚、全粒穀物などに含まれています。
鼻整形の経験が豊富なクリニックを選ぶ
鼻整形後の腫れを少しでも抑えるには、鼻整形の症例数が多く、経験が豊富なクリニックを選ぶのがおすすめです。
手術は、処置範囲が広く、手術時間が長いほど腫れは起こりやすくなります。
鼻整形の豊富な症例数を持つ医師であれば、以下のようなポイントを把握し、施術を行うことができるでしょう。
- 組織を無駄に傷つけないよう、必要な範囲内に抑えて手術操作を行う
- 短時間で効率よく、的確な手術操作ができる
施術する医師の経験が足りないと、思わぬトラブルを招くことにもなりかねません。
顔の中心にある鼻は、顔の印象を大きく左右するパーツです。納得できる結果を得るためにも、実績や信頼できる医師かどうかを下調べしておきましょう。
鼻整形をするクリニック選びに迷ったらLu Bijou Clinic(リュ ビジュ クリニック)がおすすめです。
クリニックの設計・設備がすべて鼻整形に特化した構造になっており、鼻整形の豊富な臨床件数を持っています。
臨床件数により裏付けられた技術力で、効率的かつ効果的な施術をご提供しています。
鼻整形のダウンタイム時の過ごし方
鼻整形後のダウンタイムはどのように過ごせばよいか悩む方もいるかもしれません。
ここでは、鼻整形の日常生活の過ごし方について詳しく紹介します。
洗顔・メイク
施術直後から固定しているギブスを外すまでの1週間程度は患部を濡らさないように注意が必要ですが、患部以外は洗顔しても問題ありません。
メイクは切開しない施術であれば当日から可能で、切開した場合はおおよそ施術後1週間経過して抜糸を行ってから可能になります。
洗顔もメイクも、施術後1ヶ月程度は、鼻の形に影響を与えないよう、強い刺激を与えないように気をつけましょう。
お風呂
シャワーは首から下であれば施術当日から可能ですが、患部を濡らさないように注意が必要です。
洗髪する際には、泡が患部につかないようにしましょう。
湯舟に浸かることで血行が促進され、腫れや痛みが増す場合があるため、入浴は少なくとも施術後1週間は避けることをおすすめします。
食事・飲酒
鼻整形の施術後は、傷口が安定していないため、血行がよくなる食べ物や飲酒は避けましょう。
辛いものなどの刺激物を避け、バランスのとれた食事をすることが大切です。
鼻整形後に顔が腫れている時の注意点
鼻整形後に顔が腫れている状態を悪化させないために、注意すべきことを紹介します。
また、鼻整形後の腫れが引かない際の対処法も合わせて解説します。
鼻を強く触らない
鼻整形後には、鼻やその周辺を強く触らないようにしましょう。
施術直後の鼻は内部組織や皮膚が非常にデリケートになっているだけでなく、プロテーゼや軟骨の移植部位も固定されていません。
施術直後の鼻に強い圧力が加わると、施術した部分の位置がずれたり、形が変わってしまうリスクもあります。
また、触ることで感染の原因となる場合もあるため、鼻を強く触らないように気をつけましょう。
鼻をかまない
施術後は鼻の組織が安定していないため、術後1ヶ月程度は鼻をかまないようにしましょう。
鼻をかむと患部に負担がかかるため、施術後の回復を妨げてしまいます。
同様にくしゃみも鼻に負担がかからないよう、口を開けて圧力を逃がすなどの工夫が必要です。
メガネやサングラスの使用を控える
術後の鼻は非常にデリケートになっているため、鼻筋や鼻先に力が加わると、形が安定する前にずれてしまい、仕上がりに影響する場合があります。
鼻の腫れが引いておらず、組織も固定されていない術後2週間程度は、メガネやサングラスの重みにより鼻の形状が変化する恐れがあるので、使用しないようにしましょう。
コンタクトレンズを使用する、耳にかけるタイプのサングラスストラップを使用する、専用の軽量フレームを使用するなど、医師に相談しながら検討してください。
保湿をしっかりする
鼻整形後は肌が敏感になりやすく、乾燥や炎症が発生しやすくなります。
特に鼻周りは施術後にデリケートになるため、保湿スキンケアを行うことが重要です。
医師から指示された製品を使用し、患部を保湿し続けると肌の回復が早まります。
また、鼻整形後は、鼻が腫れ、口呼吸になるため、唇や口腔内が乾燥しやすくなります。
リップクリームやマスク、加湿器などを利用し、口の保湿もしっかりと行いましょう。
鼻整形後の腫れが引かない時は
鼻整形後の腫れは、術後3日目ごろをピークに徐々に引いていき、目立つ大きな腫れは2週間程度で治まります。
2週間を過ぎても大きな腫れが引かない場合には、医療機関を受診してください。
腫れる原因として、炎症や感染が起こっていることも考えられます。
炎症や感染が起こると、強い痛み、赤み、腫れ、熱感などの症状が起こります。
術後、数日経過してから急な痛みや腫れが起こった場合は、早めに受診しましょう。
まとめ
鼻整形で顔が腫れるのは、メスを使った切開を行う施術であれば自然なことです。
鼻整形後の顔の腫れは、個人差はありますが、術後3日でピークを迎え、2週間程度で大きなものは引いていきます。
2週間以上大きな腫れが続いている場合や、術後数日経ってから突然強い痛みや腫れが起こった場合には、早めにクリニックを受診しましょう。
また、鼻整形の顔の腫れを改善するためには自分でできること以外にも、事前にいかに経験豊富で評判のいい、信頼できるクリニックを選べるかが重要です。
東京都港区のLu Bijou Clinic(リュ ビジュ クリニック)は、豊富な鼻フル整形の臨床経験を持つ、鼻整形に特化したクリニックです。
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