中顔面の整形なら猫貴族手術!効果やダウンタイムなどを詳しく解説

 

東京の鼻整形専門クリニックLu Bijou Clinic(リュ ビジュ クリニック)の早田ゆりこ先生は(自己申告によると)鼻が低いと話していますが、それは見事な忘れ鼻です。

その秘密は、中顔面が前に出ているかどうかにあるようで、中顔面が陥没していると、忘れ鼻としてのバランスが崩れてしまいます。

この記事では、忘れ鼻の条件を踏まえながら、中顔面が陥没しているデメリットや改善のための猫貴族手術について、詳しく紹介します。

以前は鼻だけ高くしていた鼻整形ですが、近年は忘れ鼻+中顔面の立体感が問われます。この記事を最後まで読んで、ぜひ参考にしてください。

 

忘れ鼻の条件

まずは忘れ鼻の条件を確認しましょう。忘れ鼻の条件は以下の通りです。

 

  • Eラインが整っている
  • 鼻先が丸くない
  • 鼻筋がまっすぐに通っている
  • 鼻先や小鼻に目立つ特徴がない
  • 小鼻の幅が目頭間または片目の幅を超えない
  • 鼻前頭角(おでこ〜鼻の付け根〜鼻先までの角度):約120度
  • 鼻顔面角(おでこから顎までの直線に対する鼻の付け根の角度):約30〜35度
  • 鼻唇角(鼻先〜鼻柱付け根〜上唇の角度):約90〜95度

 

Eラインとは鼻先と顎のオトガイ点を結んだラインのことで、Eライン内に口先が収まっている鼻が理想と言われています。

ある程度の鼻の高さが必要ですが、日本人は元々鼻が低めで、顎先の位置も後方にある人が多いです。

鼻整形をする場合、不自然に鼻だけ高くするのではなく、複数の施術で少しずつ変化を出すことがバランスの良い忘れ鼻を作ります。

 

中顔面陥没とは

 

中顔面陥没とは、顔の中央部分が凹んでいる状態のことで、原因には遺伝的な骨格や加齢による筋肉の衰え・事故のほか、過度なダイエットによる脂肪の減少などもあります。

中顔面とは、美容的に言うと目の下から唇までをいい、ここが長いと長い顔、短いとバランスの良い顔と判断されます。

ここでは、中顔面陥没の場合、どのようなデメリットがあるのかを紹介します。

 

鼻が埋まって見える横顔

中顔面が陥没していると、鼻の土台である鼻柱基部(鼻の穴を隔てる鼻柱の付け根)や鼻翼基部(小鼻の付け根)が凹むため、鼻が頬に埋もれたように見えます。

立体感が足りず、メリハリの感じられない横顔になってしまいます。

また小鼻の付け根が凹んでいると、小鼻が頬に埋まるためにほうれい線も深くなりやすいです。

そして、鼻が高くても、中顔面が陥没していると忘れ鼻の条件のうちのいくつかを満たせません。

 

口元が突き出して見える

鼻唇角は約90〜95度という忘れ鼻の条件がありますが、中顔面が陥没しているとその角度が鋭くなります。

すると人中(鼻柱から上唇まで伸びる溝)が長く見えたり、口元が突き出て見えたりします。

Eラインから唇が外に出る『口ゴボ』に見られやすくなることもあるため、悩んでいる人は少なくないでしょう。

 

顔全体の立体感が薄い

中顔面が凹んでいると、顔の奥行きや立体感が出にくい原因となります。

表情による陰影が付きづらく平坦な印象になるため、表情に乏しく見えたり、老けて見えたりします。

 

猫貴族手術とは

 

猫貴族手術とは、中顔面陥没に有効な美容整形の手術で、元々別である猫手術貴族手術という2つの手術を合わせて呼んでいます。

ここでは、猫貴族手術について紹介します。

 

中顔面陥没を改善する手術

猫貴族手術はどちらも中顔面陥没の改善に応える手術です。

中顔面はメイクで短く見せることはできても、中顔面陥没を前に出して立体的に見せるためには美容整形しか選択肢がありません。

また、誰にでも向いている手術ではないため、適応を見極める必要もあります。

猫貴族手術を適切に行うことでEラインが整い、顔に立体感が出て美しく見え、ほうれい線が出やすいデメリットも改善されます。

中顔面陥没の改善はヒアルロン酸注射でも効果があるため、猫貴族手術をする前にシミュレーション的に行ってみて、効果を見てみるのもおすすめです。

 

猫貴族手術は単体より併用がいい

猫貴族手術は、他の鼻整形と一緒に行われることで相乗効果が得られる手術です。

猫手術と貴族手術は手術箇所が近く、同じ傷から両方手術できるのと、一緒に行う方が鼻のバランスがとりやすいという理由もあり、同時に行われることがほとんどです。

鼻整形はさまざまな種類の手術があり、猫貴族手術は単体で行うより複数の施術と併用することで相乗効果が狙えるため、併用した方が理想の鼻に近づけます。

 

猫手術を詳しく知ろう

 

韓国の医師によって命名された猫手術は、猫の横顔に由来しているといわれています。

ここでは、猫手術について紹介します。

 

鼻柱基部を高くする手術

猫手術は正式には『鼻唇角形成術』または鼻柱基部増大術』といい、人中の上、鼻柱の下の部分に自身から採取した自家組織(耳介軟骨)を挿入する、中顔面陥没を改善する手術です。

忘れ鼻の条件としては鼻唇角は約90〜95度が理想ですが、中顔面が陥没しているとそれ以下の角度になるため鼻の下が鋭角になってしまい、口ゴボのように見えてしまいます。

猫手術はこの角度を整える手術で、鼻唇角に軟骨を移植し鼻柱基部を高くし前に出すことで、鋭角だった鼻唇角を緩やかなCカーブに形成します。

挿入するのは自家組織である耳介軟骨や肋軟骨、人工物であるプロテーゼなど、時間の経過で変形したり吸収されたりしない硬い素材です。

顔に立体感や奥行きが生まれ、顔が小さく、若く見えるのが猫手術のメリットです。

 

猫手術に向いている人

猫手術に向いている人は以下です。今一度確認しましょう。

 

  • 鼻唇角が鋭い人
  • 鼻柱基部が凹んでいる人
  • 中顔面が凹んでいる人
  • 顔に立体感が欲しい人
  • 口元が突き出しているように見える人

 

中顔面陥没で鼻唇角が沈み込んでいる人は、普通にしているのに拗ねたように見える口元を、猫手術で改善できます。

 

貴族手術を詳しく知ろう

 

貴族手術は猫手術同様韓国が由来で、平坦だった顔に施術することで上品な顔立ちになるということで名づけられています。

ここでは、貴族手術について紹介します。

 

鼻翼基部を前に出す手術

貴族手術は正式名称を鼻翼基部増大術』といい、小鼻の付け根に自身から採取した自家組織(耳介軟骨)を挿入する、猫手術同様に中顔面陥没を改善する手術です。

中顔面が陥没している場合、小鼻の付け根が低いため顔に埋まって見え、ほうれい線が深く見えるうえに口元が突き出ている印象になります。

貴族手術は凹んでいる小鼻の付け根に自家軟骨やプロテーゼなどを挿入するため、突き出た口元を改善し、小鼻から口角に刻まれるほうれい線を目立たなくします。

鼻翼基部は鼻柱基部に比べると挿入する軟骨の量が必要になりますが、耳介軟骨では不足となる場合があります。かといって肋軟骨を採取する手術は全身麻酔となる大きな手術です。

プロテーゼの場合は拒絶反応や感染のリスク・動いたり変形したりというデメリットはありますが、吸収されないため半永久的に効果を持続します。

貴族手術によって、ほうれい線が改善され若見えをもたらし、平坦な顔立ちが立体的に演出されるため、顔全体のバランスが整う効果が期待できます。

 

貴族手術が向いている人

貴族手術が向いている人の条件を改めて確認しましょう。

 

  • 下から見たとき小鼻の付け根に凹みがある人
  • たるみやシワはないのに、ほうれい線が目立つ人
  • 若くしてほうれい線が目立つ人
  • 横から見ると鼻が頬に埋もれている人

 

中顔面陥没で小鼻が頬に埋まっているように見える人は、ほうれい線が目立つことで老けたり疲れたりしているように感じる印象を、貴族手術で改善が可能です。

 

猫貴族手術と併用が可能な鼻整形手術

 

猫貴族手術は、中顔面陥没で起こる問題を改善して忘れ鼻を目指すことができますが、他にも併用が可能な鼻整形手術があります。

ここでは、猫貴族手術と併用できる鼻整形の一例を紹介します。

 

猫貴族手術+隆鼻術

隆鼻術はシリコンプロテーゼを鼻に挿入して、すっきりとした鼻筋の高い鼻を実現できる整形術で、猫貴族手術と合わせると鼻の土台を整えた他に希望の高さの鼻も叶います。

鼻プロテーゼは即効性が期待できる魅力的な鼻整形です。

しかし、やり過ぎてしまうと不自然に仕上がってしまうため、どの程度の高さにするかは医師とよく相談しましょう。

鼻プロテーゼは挿入位置によっては施術後に中で移動したり、鼻筋が曲がったりすることがあるため、技術力の高い医師がいるクリニックを選ぶことをおすすめします

 

猫貴族手術+ヒアルロン酸注射

猫貴族手術はしたけれども鼻筋の段差も気になる、鼻筋も高く整えたいなどといった場合、鼻プロテーゼではなくヒアルロン酸注射で対応するという場合があります。

鼻筋を形成するためのヒアルロン酸のため、硬めのタイプが使用されます。

しっかりした鼻筋を形成しますが、半永久的な結果は得られないため、効果持続するには定期的な注入が必要です。

 

猫貴族手術+人中短縮術

人中短縮術とは、鼻の下から上唇につながる窪みを短くする施術のことで、猫貴族手術によって長く見えるようになった人中を切除し、短くしてバランスを整えます。

人中短縮術は、猫手術だけではCカーブの形成が難しかった場合でも、併用することで自然なCカーブが実現できます。

人中の短縮法には、上唇のすぐ上や鼻の下など、切除する方法がいくつかあるため、事前に医師とどちらがいいかよく検討しましょう。

 

猫手術との併用例

猫手術と併用すると効果が高まる整形術の一例には以下があります。

 

  • 隆鼻術……鼻プロテーゼを挿入し鼻を高くする(I字)
  • ヒアルロン酸注射……鼻プロテーゼに抵抗がある場合
  • 鼻尖形成術鼻尖部軟骨移植術……鼻先の形状を整え、高さも出す
  • 人中短縮術……長く見えやすい人中を短縮
  • 鼻中隔延長術……鼻先の向きを整える
  • 鼻翼縮小術……猫手術だけでは小鼻がまだ目立つ場合
  • 鼻柱下降術……鼻柱を少し下げて鼻先を立体的に

 

猫手術をすると鼻の向きが変わるため、アップノーズになったり人中が長く見えたりなどの影響が出ることがあるため、他の施術で丁寧に対応することで、忘れ鼻に近づきます。

 

貴族手術との併用例

貴族手術と併用すると効果が高まる整形術の一例には以下があります。

 

  • 糸リフト……ほうれい線に効果
  • ヒアルロン酸注射……ほうれい線に効果(効果持続が短い)
  • 鼻中隔延長術鼻尖形成術……鼻先が上を向かずに整う

 

貴族手術の醍醐味はほうれい線が目立たなくなることといえるでしょう。

また、鼻の高さを出して角度をつけることでEラインを整え、鼻尖形成も加えると横顔が華やかになります。

 

猫貴族手術の痛みとダウンタイム

 

猫貴族手術について、効果の他に手術中の痛みやダウンタイムも気になるところです。

猫貴族手術の手術中の痛みとダウンタイムについて紹介します。

 

手術中の痛み

猫貴族手術の手術中の痛みに関しては、どちらも麻酔を使用するため、痛みを感じることはありませんが、猫手術と貴族手術で使用する麻酔に違いがあります。

それぞれ単独の施術の場合、猫手術は局所麻酔が主ですが、貴族手術に関しては静脈麻酔や全身麻酔を行うクリニックもあります。

猫貴族手術は併用して行われることが多く、局所麻酔ではないケースがあるため、事前に確認しておきましょう。

 

ダウンタイム

猫貴族手術のダウンタイムは1週間〜10日程度で、見られる症状は腫れや痛み・内出血などで、個人差があります。

併用する施術にもよりますが、施術後にテープやギプスで固定する場合は1週間程度で、固定により症状は多少緩和されます。

術後1週間は症状が強く現れる恐れがあるため、血流がよくなるような入浴・運動・飲酒は控え、シャワーも軽めに済ませましょう。

 

まとめ

「私は結構鼻が低い方なんだけど……」と言いながら、中顔面と忘れ鼻との関係を教えてくれたゆりこ先生。

ゆりこ先生のように中顔面が前に出ていなくても、猫貴族手術があれば自然な鼻の高さがある忘れ鼻が実現します。

芸能人の中でも、以下の人たちがゆりこ先生の鼻と同様の条件を揃えています。

  • 石原さとみさん
  • 浜辺美波さん
  • 広瀬すずさん
  • ツウィさん
  • 徳川家康(加藤のあ)さん

※ご本人が手術を受けているわけではなく、バランスの良い鼻の例として挙げています。

 

このバランスの忘れ鼻には、東京の鼻整形専門クリニックLu Bijou Clinic(リュ ビジュ クリニック)が提供している『早田ゆりこ 鼻フルセット』と猫貴族手術で辿り着けます。

鼻を土台から持ち上げることで、顔のイメージも支える猫貴族手術について、ぜひご検討ください。

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