顔の中心にあり目に付くパーツである鼻は、ほんの少しの不満がコンプレックスにつながります。
自分の鼻がどのように変われば改善されるのか、具体的には分からない人も少なくないでしょう。
この記事では、日本人の多くが不満を抱きやすい鼻の形の種類や、理想の鼻の基準、効果のある鼻の美容施術について紹介します。
鼻の悩みの具体的な原因が分かれば、改善の方法も見えてくるかもしれません。
鼻の各部名称
鼻は細かいパーツで成り立っている小さな部位ですが、それぞれのほんのちょっとの見た目の差で自信にもつながれば悩みにもなる、デリケートな作りをしています。
ここではまず、以下に紹介していく鼻の形の種類や、鼻の悩みを改善する美容施術に対して理解を深めるために、鼻を構成する各部の名称について紹介します。
鼻根
鼻根（びこん）は眉間の下辺りから目頭の間付近にある鼻の付け根のことで、鼻骨という骨が入っています。
額から鼻先に向けて指でなぞった時に一番低いところです。
鼻根が低いと顔が平坦になりがちで地味に感じられ、子どもっぽい印象にもなりがちのため、ここを高くしたいという人も一定数います。
鼻尖
鼻尖（びせん）は、鼻の最も高い部分である鼻先のことを指します。
日本人には鼻尖が低くて丸い人が多いため、鼻尖が高くて細い、シャープな鼻に憧れている人は少なくありません。
鼻自体が横に広がっていて、鼻尖が丸く太いと『団子鼻』、上を向いていると『ぶた鼻』と呼ばれます。
鼻背（鼻筋）
鼻背（びはい）は鼻根から鼻尖までをつなぐ線のことを指し、鼻筋（はなすじ）とも呼ばれています。
鼻筋は、鼻を高くしたい・まっすぐに整えたいという場合に相談の多い部位です。
ここが曲がったり突出したりしていることが要因で、美容施術を望むケースもあります。
鼻孔
鼻孔（びこう）は鼻の穴のことです。
鼻翼（小鼻）
私たちが小鼻（こばな）と呼んでいる鼻翼（びよく）は、鼻の穴の外側の部分です。
鼻翼が横に広がっていると鼻が大きく見えてしまいますが、小さすぎても不自然に見えるパーツです。
顔全体のバランスに影響するため、鼻翼に対して悩んでいる人も多くいます。
鼻柱
鼻の穴の間に縦にある鼻柱（びちゅう）は鼻尖を下から支える部分で、鼻翼との位置のバランスで鼻の印象が大きく変わる重要な部分です。
鼻柱が鼻翼よりも下がっていると、横顔を見た際に鼻の穴が目立って見えてしまいます。
また逆に鼻翼より上にある場合は『鼻柱後退』と呼ばれ、前から見たときに鼻の穴が目立ちます。
前から見るとあまり気にならないパーツですが、鼻全体の見栄えにとっては鼻柱の位置は重要です。
鼻の形の種類
鼻の形には実にさまざまな種類があり、その鼻を持つ人にとって何らかの不満の原因となる特徴があります。
ここでは、沢山の鼻の形の種類の中でも日本人に多い種類を紹介します。
自分の鼻がどのタイプか分かると、改善のための美容施術を知るきっかけになるでしょう。
団子鼻
団子鼻は鼻の先が丸く大きく膨らんでいる・鼻先の幅が広い・小鼻も厚みがあるため丸いなどの特徴がある、日本人に非常に多い鼻です。
団子鼻は、皮下脂肪や骨格など複数の要因で形成されることが多い種類です。
鼻先が丸いだけでなく、鼻全体が低く見えてしまう点に悩む人も多くいます。
ぶた鼻（アップノーズ）
鼻筋が短く鼻先が上に向いていて、正面から見た場合に鼻の穴が目立つため、ぶた鼻と呼ばれています。
団子鼻の特徴を併せ持つケースもあります。
鼻の存在感が大きくメイクで隠せないぶた鼻は、団子鼻と並び日本人に多く見られる鼻です。
あぐら鼻（獅子鼻）
あぐら鼻は、小鼻が横に広がっているため、人があぐらをかく姿に似ているといわれています。
また、ライオンの鼻にも似ているため『獅子鼻』とも呼ばれます。
小鼻は目立って横に広がっていると顔の立体感が損なわれるため、顔の凹凸に乏しい日本人の中で悩む人が少なくない鼻といえます。
ニンニク鼻
ニンニク鼻は、小鼻が広がり先端が大きく丸みを帯びている、まるであぐら鼻と団子鼻を合わせたような鼻のことです。
笑顔になると小鼻が余計に広がってしまい、顔全体のバランスが崩れてしまうこともあります。
鼻筋が太いほかにも小鼻も肉厚で存在感がある、悩みとなることが多い鼻です。
ぺちゃ鼻
『ぺちゃ鼻』は『のっぺり鼻』とも呼ばれる、鼻根から鼻尖にかけて低めの鼻です。
鼻が小さく低いために顔全体のメリハリがつかず、顔の余白が広く横に広がって見えてしまうことがあります。
地味な印象があるぺちゃ鼻ですが、他の顔のパーツに主張がある場合、顔全体のバランスが上手く取れる場合があります。
ワシ鼻
ワシ鼻は、鼻背部分が高く鼻筋が弓なりに曲がっていて、ワシのくちばしに似ています。
ワシ鼻の鼻尖は下向きの場合が多く、またその先端が尖っている場合『魔女鼻』と呼ばれることもあります。
しかし、目や口が穏やかそうに見える日本人の場合は、ワシ感が若干薄ければ美人に見えるケースもあります。
段鼻（かぎ鼻）
ワシ鼻同様、鼻筋に段がある段鼻は、鼻筋の中央付近に段（ハンプ）が突き出し、横から見るとそのでっぱりが角ばって見えるため、かぎ鼻とも呼ばれています。
ワシ鼻同様、鼻尖は下向きが多く、「鼻筋が通った人」と表現されることがあります。
鼻の形の種類は他にもある
日本人に多い鼻の形の種類を紹介しましたが、他にも以下のようにさまざまな種類があります。
- 大きい鼻・長い鼻
- ギリシャ鼻・直鼻
- ユダヤ鼻
- とがり鼻・ローマ鼻・ミラノ鼻
- 矢印鼻
- 箱鼻
- 割れ目鼻（割れ鼻）
- 垂れ鼻
- 反り鼻
- アバター鼻
- 酒焼け鼻
鼻の悩みはあるけれど上述の紹介に心当たりがない場合、この中に該当する鼻の形の種類があるかもしれません。
一般的な「理想の鼻」とは
一般的にいう美しい鼻の理想的な形について紹介します。
好みの違いもあるため、参考程度に確認してみてください。
鼻が高い
高さのある鼻は、華やかで凛としたイメージがあります。
鼻先・口先・顎先が1直線につながる『Eライン』に収まっている高さの鼻が美しいとされています。
鼻は高いほど美しいわけではなく、高すぎても不自然です。
鼻筋が通っている
鼻筋は、横から見たときにすっきりとした直線が伸びているか『ノの字』になっている鼻筋が美しいといわれています。
正面から見たときは、鼻根が眉間下から眉頭の間辺り（上まぶたとの目頭程度の辺り）から出てまっすぐ伸びているのが好ましいとされています。
鼻先が尖っている
鼻先が丸くなく、細くツンと尖っている鼻はシャープな印象を与えます。
また鼻先が高いと、「鼻が高い」と認識されます。
鼻を上から見たときに、正三角形がきれいに描けていればそれが理想の形といわれています。
鼻の横幅が口の横幅の3分の2
「鼻の横幅が口の横幅の3分の2」とは、黄金比率といわれています。
鼻の横幅は左右の小鼻からの幅で、口の横幅は口の両端からの幅です。
小鼻は小さい方がよいと考える人が多いですが、鼻が小さすぎると口が不必要に大きく見え、バランスが悪くなってしまいます。
この黄金比率は一例であり、鼻や口以外のパーツとのバランスを考えた場合の、その人にあった比率を考えることが大切です。
忘れ鼻
最新トレンドとして注目されているのが、バランスがよく存在感がいい意味で薄い『忘れ鼻』です。
鼻は顔の中心にあり良くも悪くも目に付きやすいため、小鼻や鼻の穴が目立たないようバランスよく整った、印象に残らない忘れ鼻が理想の鼻といわれています。
忘れ鼻は悪目立ちせず、顔全体に目がいくため、結果的には美人という印象を与えます。
悩み別！美容施術
鼻の悩みを自力で改善できるものとして、マッサージやノーズクリップのようなアイテムなどがありますが、劇的な変化を期待するのは難しいでしょう。
また、メイクは即効性がありますが、根本的な解決にはなりません。
鼻の悩みを根本から解決したい場合、効果が期待できるのは美容施術です。
ここでは、鼻の悩みに効果がある美容施術を、種類や悩み別に紹介します。
鼻の美容施術の種類
鼻の美容施術にはどのようなものがあるのかを、Lu Bijou Clinic（リュ ビジュ クリニック）のメニューから紹介します。
隆鼻術
鼻筋にプロテーゼ（人工物）や耳介軟骨・肋軟骨などの自家組織を挿入し鼻筋を高くします。
鼻を理想的な形にデザインでき、立体的な顔立ちになります。
Lu Bijou Clinic（リュ ビジュ クリニック）の隆鼻術について
鼻柱基部増大術（猫手術）
鼻の穴の間の部分（鼻柱）が凹んでいると、口元が前に出て不機嫌そうに見えることがあります。この施術はそれを改善し、横顔を美しく整えます。
プロテーゼや自家組織を鼻柱の下（人中の上部）の鋭角部分に挿入して、陥没を改善します。
Lu Bijou Clinic（リュ ビジュ クリニック）の鼻柱基部増大術（猫手術）について
鼻翼基部増大術（貴族手術）
プロテーゼや自家組織を使用して、小鼻の付け根の陥没を押し上げて上品な印象にします。
ほうれい線の起点である凹みを改善するため、ほうれい線も緩和します。
Lu Bijou Clinic（リュ ビジュ クリニック）の鼻翼基部増大術（貴族手術）について
鼻尖形成術
鼻尖の多すぎる脂肪や余分な軟骨を取り除くことで、鼻尖の形を整える施術です。
鼻先の大きさが気になる人や、印象を少しだけ変えたい人におすすめです。
Lu Bijou Clinic（リュ ビジュ クリニック）の鼻尖形成術について
鼻中隔延長術
鼻腔を仕切る壁の先端に自家組織の軟骨を移植し、鼻尖の形を改善する施術です。
鼻尖形成と鼻尖部軟骨移植をセットに施術を行うため、鼻尖に細さや高さ・角度など多彩な変化を与えることが可能です。
Lu Bijou Clinic（リュ ビジュ クリニック）の鼻中隔延長術について
鼻尖部軟骨移植術
自家組織である軟骨を鼻尖部へ移植し、鼻尖形成術などと併用して高さや細さ・形の微調整を行います。
人工物を使いたくない人や、団子鼻を改善したい人におすすめです。
Lu Bijou Clinic（リュ ビジュ クリニック）の鼻尖部軟骨移植術について
わし鼻治療
鼻筋の突出や段を、切除・削るなどして滑らかにし、まっすぐな鼻筋を作る施術です。
ごつごつした印象をなくし、柔らかい印象の顔立ちにします。
Lu Bijou Clinic（リュ ビジュ クリニック）のわし鼻治療について
鼻骨骨切り・幅寄せ
鼻背の左右の鼻骨を骨切りして中央に寄せ、太い鼻筋を細くシャープに修正する施術です。
鼻の高さはあるけれど鼻筋が通っていない人、鼻の幅が広い人におすすめで、ハンプ（段）切除と併用すると鼻筋全体のボリューム調整が可能、存在感を減らせます。
Lu Bijou Clinic（リュ ビジュ クリニック）の鼻骨骨切り・幅寄せについて
鼻翼縮小術
鼻翼を切除したり糸や筋膜によって締め付ける縫合を行ったりして、小鼻を小さくしたり幅を狭くしたり、鼻の穴の形を整える施術です。
内側法・外側法・内側＋外側法など、さまざまなアプローチで気になる小鼻を改善します。
Lu Bijou Clinic（リュ ビジュ クリニック）の鼻翼縮小術について
鼻翼拳上術
小鼻上部の皮膚を切除したり、筋膜を用いて引き上げたりして、垂れ下がっている小鼻を引き上げ、希望の位置に整える施術です。
鼻翼が持ち上がるため小鼻が小さく、すっきりします。鼻柱より小鼻が下がっているのが気になる人におすすめです。
Lu Bijou Clinic（リュ ビジュ クリニック）の鼻翼拳上術について
鼻柱下降術
横から見たときに小鼻に隠れてしまっている鼻柱を下降させて位置関係を改善したり、入り込んでしまっている鼻柱下の部分の角度を整えて口元の立体感を出したりする施術です。
団子鼻やぶた鼻を改善して、鼻筋をすっきり整えます。
Lu Bijou Clinic（リュ ビジュ クリニック）の鼻柱下降術について
鼻フル整形
バランスが重要である鼻整形を、その患者さんにとって最善の形で提案・提供するフルセットの鼻の美容施術です。
理想の忘れ鼻をリーズナブルに手に入れられる最短の方法です。
Lu Bijou Clinic（リュ ビジュ クリニック）の鼻フル整形について
鼻の悩み別で選ぶ美容施術
紹介した鼻の美容施術が、どのような悩みに対応できるのかを紹介します。
実際のカウンセリングで、別の方法がよいと判断する場合もあるため、ここで紹介するのは一例として参考にしてください。
| 悩み | アプローチ | 施術 |
| 最短で美しい鼻に |
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| 鼻を高くする |
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| 鼻先を整える |
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| 鼻筋を整える |
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| 鼻を小さくする |
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| その他 |
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一つの悩みに対して、アプローチは1つだけではなく、適した施術も1つではありません。
患者さんの悩みをしっかり聞いて、どうアプローチしどの施術で結果を出すのかは、クリニックによって違いがあります。
信頼できるクリニックを選んで、しっかり相談しましょう。
まとめ
鼻の形の種類について、どのような種類があるのか、理想の鼻とは、根本解決にはどのような施術が選べるのかなどを紹介しました。
自分の鼻の種類が分かった人は、改善に向けた1歩を踏み出したと思いましょう。
Lu Bijou Clinic（リュ ビジュ クリニック）では、それぞれの鼻の種類や悩みに合わせて1mm単位でこだわり、自然に綺麗になりたいというその気持ちに寄り添います。
この記事を読んで「あ、この鼻の種類、私かも」と思った人は、まずはカウンセリングのご予約をどうぞ。
あなただけの忘れ鼻のためのお手伝いをさせていただきます。
