【鼻診断】あなたの鼻のタイプは?

 

顔の中心にある鼻は、顔の印象を大きく左右するパーツです。そのため、形や大きさにコンプレックスを持っている方も少なくありません。鼻には多くの人が悩む鼻のタイプや、日本人特有の鼻の悩みもあります。

 

  • だんご鼻
  • ぶた鼻
  • あぐら鼻
  • 矢印鼻

 

この記事では、多くの方が悩んでいる4つの鼻のタイプや、美しいといわれる鼻の特徴など、詳しく紹介します。

ぜひ記事をチェックして、自分のなりたい鼻や理想の鼻を見つけてみてください。

 

鼻の部位と構造を知りましょう

 

鼻に悩んでいる方は鼻の作りを知ることで、自分の鼻のどこをどのように改善すると希望の鼻に近づくのかが分かるでしょう。

まずは、鼻の各部位について紹介します。

 

鼻根

鼻根は額の下、両目の間にある凹みの部分で、鼻が出始める部分です。

一般的にはここが低いと「鼻が低い」ということになり、メリハリが少なく立体感に乏しい印象になります。

鼻根が低いと可愛らしいといわれる反面、幼い印象になりやすく、高い場合は鼻筋が通るため大人っぽく見られます。

 

鼻背(鼻筋)

鼻根から鼻先までを結んだ直線を鼻背(びはい)といい、一般的には鼻筋と呼ばれます。

鼻筋がスッと通っていると大人っぽく、整った印象に見えます。

鼻整形の相談ではこの鼻筋を高く整えたいという方が多いです。

 

鼻尖

鼻尖(びせん)は鼻の先のことで、鼻の中では最も高い位置にあります。

そのため、鼻尖の高さや形、向きなどが鼻全体の印象を決めるうえで大変重要です。

鼻尖が低くて丸い傾向がある日本人の中には、高くてシャープな鼻の欧米や西洋の人に憧れる人が少なくありません。

 

鼻柱

鼻柱(びちゅう)は、鼻の穴を柱のように左右に隔てて鼻の先端部を支えているような部分です。

例えば鼻柱の位置が小鼻に対して下の場合、横から見ると鼻の穴が目立ち、逆に上だと正面から見たときに鼻の穴が目立ってしまいます。

鼻の形のバランスを取るためには、鼻柱の位置が重要です。

 

鼻翼(小鼻)

鼻翼(びよく)は私たちがよく知る小鼻のことで、鼻の穴の横の外側にふくれている部分です。

小鼻が垂れ下がっていると鼻の穴が見えにくく重い印象になり、横に広がると鼻全体が大きく見え、どちらにしても顔のバランスが崩れる原因となります。

 

だんご鼻とは

 

だんご鼻は日本人に比較的多い鼻で、鼻が低く、鼻先が丸いという特徴があります。

可愛らしさと親しみやすさがありますが、横へ広がったり膨らんで見えたりすることがあり、幼く見えたりコンプレックスを感じたりしている人が少なくありません。

 

だんご鼻の整形術

だんご鼻を改善するには、鼻先を整える整形術があります。

だんご鼻の整形術の一例は以下の通りです。

鼻中隔延長術 鼻腔を仕切る壁の先端に、本人から採取した軟骨を移植し鼻先を延長し、鼻を高くする
鼻尖形成術 鼻先の過剰な脂肪や軟骨を取り除いて鼻先を小さく、細く整える
鼻尖部軟骨移植術 本人から採取した軟骨を鼻尖部へ移植
鼻尖形成術と組み合わせる
脂肪溶解注射 小鼻や鼻筋に打って輪郭を修正する

だんご鼻と一言で言っても、鼻先と小鼻が厚く丸みを帯びているために、にんにく鼻やあぐら鼻・ぶた鼻と混同されることがあります。

しかしこれらには鼻の触り過ぎやむくみ、うつ伏せ寝や癖・習慣が悪化する共通の原因である場合があるため、術後の過ごし方にも注意が必要です。

 

ぶた鼻とは

 

ぶた鼻とは、正面から見た際に鼻の穴が目立ってしまうタイプの鼻です。

鼻先がツン、と上がっている・鼻の穴が大きく広がっている・鼻柱の中にある鼻柱隔(鼻を内部を左右に仕切る壁)が短いなどの特徴があります。

ぶた鼻は欧米人には数が少なく、アジア系に多い骨格ですが、だんご鼻同様、遺伝の他に後天的な理由も考えられます。

 

ぶた鼻の整形術

ぶた鼻はだんご鼻の整形術と同様の部分が多くあります。

ぶた鼻の整形術の一例は以下です。

鼻中隔延長術 鼻腔を仕切る壁の先端に、本人から採取した軟骨を移植し鼻先を延長し、鼻を高くする
鼻尖形成術 鼻先の過剰な脂肪や軟骨を取り除いて鼻先を小さく、細く整える
鼻尖部軟骨移植術 本人から採取した軟骨を鼻尖部へ移植
鼻尖形成術と組み合わせる
鼻孔縁下降術 鼻の穴のフチを下げる
鼻尖下降術 耳介軟骨を移植して鼻柱を下に伸ばす
鼻先がすっきりする
隆鼻術 医療用シリコン製の人工軟骨を入れて鼻を高くする
ヒアルロン酸注入 鼻の高さを出す

整形術としては他にも方法があるため、医師に相談して自分に合った方法を提案してもらいましょう。

 

あぐら鼻とは

 

あぐら鼻とは、鼻を指で押し潰したような横に広がった鼻で、人があぐらを組んでいるように見えることからそう呼ばれています。

小鼻が広がっているため鼻の穴の面積が大きく、少し上に向いているタイプも少なくないため、正面から見ると鼻の穴が目立ちます。

あぐら鼻はだんご鼻とよく混同されますが、だんご鼻と比べるとあぐら鼻は小鼻の横への広がりが顕著で、小鼻の幅が目頭の間の幅を超え、鼻全体が大きく見えるのが特徴です。

 

あぐら鼻の整形術

あぐら鼻に適応する整形術の一例は以下です。

鼻翼縮小術 余分な皮膚を切除して小鼻を縮小する手術
鼻尖形成術 鼻先の過剰な脂肪や軟骨を取り除いて鼻先を小さく、細く整える
隆鼻術 プロテーゼ・自家組織などで鼻を高くする手術
脂肪溶解注射 脂肪が原因の場合、鼻先や小鼻に打つ
ボトックス 笑った時の小鼻の広がりを抑える

あぐら鼻は小鼻の大きさの調整をする施術が一般的ですが、だんご鼻との複合も多く、1つの施術で悩みを解決できない場合があるため、複数の施術を組み合わせることもあります。

 

矢印鼻とは

 

矢印鼻とは、鼻先が垂れ下がっている矢印のように見える長い鼻のことで、鼻先が下向き・鼻柱が下に突出している・その両方など種類があります。

通常、鼻の長さは顔全体の長さの約3分の1が理想ですが、それを超える場合に長い鼻と表現されます。

笑った顔をした際に鼻が尖って下に広がるため、矢印のように見えることが特徴です。

また、矢印鼻は下に向いた高い鼻で、いわゆる魔女鼻に似ているため、老けて見えてしまうこともあります。

 

矢印鼻の整形術

矢印鼻の整形術の一例は以下です。

鼻尖挙上術 鼻先を少し上に向ける
鼻柱挙上術 鼻柱を引き上げたい分の鼻腔内側の皮膚を切除する
鼻中隔延長術 鼻腔を仕切る壁の先端に、本人から採取した軟骨を移植し鼻先を延長し、鼻を高くする
鼻尖部軟骨移植術 本人から採取した軟骨を鼻尖部へ移植
鼻尖形成術と組み合わせる
ボトックス 笑った時に鼻先を下げる筋肉を緩める

矢印鼻は凛々しさがあり、矢印鼻形成術という整形術で矢印鼻になりたいという方もいます。

医師と相談しながら、本来の鼻の良さを活かしつつ、自分の理想とする鼻を目指しましょう。

 

理想の鼻とは?

 

印象の良い理想の鼻とは、むしろ印象に残る特徴のない『忘れ鼻』です。

理想の鼻の条件について紹介します。

こちらを参考に、自身の鼻を診断してみましょう。

 

鼻が高くEラインが整っている

Eライン(エステティックライン)とは、鼻の先端と顎の先端を結んだ一直線のラインのことで、美しい横顔を判定する基準のひとつです。

鼻先・口先・顎先がEラインに収まり、上唇がEラインの少し内側、下唇がさらにその少し内側であるのが理想です。

バランスを整えるためには鼻の高さが重要で、高すぎず低すぎないある程度の高さが必要です。

 

鼻先が尖っている

鼻先が尖っている方は、繊細でシャープな印象を持たれます。

鼻が丸いと親しみやすい印象を与えますが、丸い分だけ鼻に高さが出ず、大きく見えるため鼻の印象が強くなりがちです。

鼻先が尖っていると欧米人の鼻のようなスッキリとした印象になり、メイクやファッションも華やかなものが似合います。

 

鼻筋がまっすぐ通っている

美しい鼻は正面から見たとき、鼻筋が曲がらずまっすぐ通っています。

鼻筋を横から見た場合も、一直線かまたは片仮名のノの字のようであれば美しい鼻筋といえるでしょう。

横から見た鼻筋が張り出している場合はわし鼻、途中で段がついている場合は段鼻と呼ばれています。

 

鼻先や小鼻に特徴がない

鼻先や小鼻は作りが複雑なため特徴が出やすい部位です。

以下は、特徴のない自然な鼻先や小鼻の例です。

  • 小鼻より鼻先が少し下にある
  • 鼻筋や小鼻が目立つほど大きくない
  • 小鼻がめくれていない
  • 鼻を下から見ると正三角形をしている

鏡を使って自身の鼻先をよく観察してみるといいでしょう。

 

小鼻と左右の目頭の間の距離が同じ

小鼻の幅と目頭の間の距離が同じか、小鼻の幅が片目の幅と同じ場合、美しい鼻の条件の一つを満たしていることになります。

美しい鼻は小鼻が引き締まっているという特徴がありますが、小鼻の方が広いと鼻が目立ちやすく、高さも本来より低く見えやすくなります。

目の位置や幅は人それぞれに違いがあるため一概にはいえませんが、上記のどちらかに当てはまっているか、確認してみましょう。

 

横顔を見たときの美しい鼻の角度がある

横から見た鼻が美しいと思えるための、3箇所の部分の角度に細かい設定があります。

角度までいわれるのは細かすぎる気がしますが、数値化されるとあやふやにならないため、診断しやすいでしょう。

鼻の、以下の3ヶ所の角度が、美しいといわれる鼻の基準です。

 

  • 鼻前頭角……おでこ〜鼻の付け根〜鼻先までの角度
    • 約120度。一番低い箇所の角度
    • これ以上だと印象が強すぎる
    • これ以下だと鼻が低い
  • 鼻顔面角……おでこから顎までの直線に対する鼻の付け根の角度
    • 約30〜35度
    • これ以上だと大きな鼻に見える
    • これ以下だと鼻が低い
  • 鼻唇角……鼻先〜鼻柱付け根〜上唇の角度
    • 約90〜95度
    • これ以上だと唇が下がり過ぎて暗い印象に
    • これ以下だと唇が突き出して見える

 

これらの角度を参考に、自身の鼻が美しい鼻にどのくらい近いのか、確認してみましょう。

 

まとめ

今回ご紹介した「だんご鼻」「ぶた鼻」「あぐら鼻」「矢印鼻」のほかにも、鼻の悩みを抱えている方は少なくありません。

美しい鼻は、印象に残らないよう美しく整った『忘れ鼻』と呼ばれています。

鼻整形に特化したLu Bijou Clinic(リュ ビジュ クリニック)では、一つの施術で大きな変化を見せるのではなく、複数の施術での小さな変化を積み重ねる方法で『忘れ鼻』へ導きます。

ぜひ一度、なりたい「理想の鼻」について、東京の鼻整形専門クリニックLu Bijou Clinic(リュ ビジュ クリニック)にお聞かせください。

数少ない鼻専門クリニック2院で修行を積んだ早田悠里子院長が、お客様のイメージする理想のバランスの鼻を叶えるための、お手伝いをさせていただきます。

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